男性型脱毛症診療ガイドラインとは?

男性型脱毛症診療ガイドラインとは、日本皮膚科学会が男性型脱毛症(AGA)についての治療方法をまとめたもの。男性型脱毛症の論文をもとにAGAの治療方法を選定した診療のガイドラインを発表しています。治療効果についての指標を表していますので、脱毛症の治療方法を何から始めたらいいのかわからない人へもおすすめとなっています。

男性型脱毛症とはAGAとも言われ成人男性によく見られる薄毛の症状の事をいいます。早い人では20代からはじまり、40代から発症率が高くなります。主な原因にひとつに考えられている男性ホルモンには筋肉や生殖器の成長を促すといった大事な役割がありますが、同時に男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンは毛根を萎縮させる力があります。そのため女性よりも頭髪が薄くなりやすいのです。

AGAには遺伝的な要素も原因だと言われています。今ではAGA遺伝子検査が行われていますので自分がAGAによる脱毛症なのか簡単に調べる事ができます。病院で調べられるほか、キットを購入する事でも行えますので脱毛症が気になる方は一度調べてみましょう。AGA治療薬が効果的かどうかの判断もできるため、自分に合った治療方法を選びやすくなります。

男性型脱毛症診療ガイドラインは推奨度が分けられています。治療を行うよう強く勧められるといったAの段階をはじめB・C1・C2・Dの5つの段階にわけられ、Dについては行わないよう勧められています。治療方法に迷った時はガイドラインを参考にする事で治療費を押さえることができます。

このガイドラインは研究論文をもとにしているため、論文にないものはなかなかガイドラインが作成されません。効果がある治療法が他にもあるかもしれないほか、効果も人によっても個人差がありますので自分自身で納得した治療方法を行いましょう。

現代の男性型脱毛症の原因と治療方法

男性型脱毛症の原因はDHTという物質なのですが、この物質には毛周期を乱れさせる働きがあります。
毛周期は成長期、退行期、休止期で構成されていますが、大切なのが成長期です。成長期は毛髪の成長を促す時期ですので、この時にどんどん髪の毛は伸びていきます。しかし、DHTが増加すると成長期が短くなってしまい、成長するはずの髪の毛が育たなくなってしまうのです。
男性型脱毛症を治療する為の方法としては、定番なのが内服薬を活用することです。内服薬はDHTを産出させない為の薬であり、男性型脱毛症を根本から治療する為に有効とされています。ただしDHTを阻害する為だけの薬ですので、発毛効果はありません。
発毛させる為には発毛成分が必要ですが、男性型脱毛症に有効な成分も存在します。過去にも発毛効果があると見られた成分は存在しましたが、男性型脱毛症には有効性があまりありませんでした。しかし臨床実験の結果、有効性が認められた成分が発見され、発毛剤にも配合されているのです。
治療方法としては注射治療もありますが、これは内服薬の成分や発毛剤の成分を配合したカクテルを直接頭皮に注入するというものです。ダイレクトに効き目が発揮される為、内服薬などを利用するよりもさらに高い効果があります。
自毛植毛によって薄毛を改善する方法も挙げられます。自分の毛根を使って薄毛部分を隠すという治療方法ですが、植毛後は通常の髪の毛同様に成長する為、スムーズに薄毛を改善することが可能です。植毛をする際には男性型脱毛症の原因になっているDHTの影響を受けていない部分の毛根をドナーとして利用しますので、植毛後に再度脱毛するリスクも低く、男性型脱毛症による薄毛の改善に有効性がある治療方法とされています。

男性型脱毛症と日本皮膚科学会について

男性型脱毛症の治療において、どれを選んでいいか分からないほどあった治療法から、比較試験を行った論文をまとめ、効果のある方法を日本皮膚科学会が選定した治療方法の推奨表を男性型脱毛症新涼ガイドラインと言います。
男性型脱毛症は、このガイドラインに従って治療する事が一番効果のある方法で、世の中の風評で効果のない治療方法に高価な費用をかけないようにしなくてよくなったのです。
その中で一番推奨されている方法は、男性では5%ミノキシジル外用と1日Imgのフィナステリドを服用する方法で、女性では1%ミノキシジルの外用をする方法です。
ミノキシジルは、もとは血管の拡張剤として高血圧の治療に用いられていましたが、臨床試験中に多毛症の副作用が出たことから改めて、脱毛症に効果があるか臨床試験をして、その後発売されています。
効果が現れるのは、毛細血管を拡張させ、毛母細胞に栄養を与えるためと言われていますが、他の血管拡張剤を投与しても発毛はみられないので、ほんとうの発毛の機序は、今まだ分かっていません。
また、男性型脱毛症において、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと言う酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変化し、このDHTが、毛包の男性ホルモン受容体と結びつき、成長期にある太く長い髪の毛を細くて短い退行期の髪の毛に変化させたり、休止期に変化させ、抜け落ちる事によって薄毛を進行させるのですが、フィナステリドは、この5αリダクターゼの活性を抑えテストステロンがDHTにならないようにします。
このように、フィナステリドとミノキシジルは薬の効果の現れ方が、全く違うので、併用がお勧めの方法です。
女性の場合、特に妊娠して老いる場合、体内の赤ちゃんが男の子の場合フィナステリドに触れるだけでも、赤ちゃんの性器が正常に発育しなくなる副作用がある溜めにフィナステリドの使用は禁忌となっています。
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